あなたは自分の身体や性格のなかで、何かしら『劣等感』を感じる部分はありますか? 大抵の人は、「ある!」と答えるでしょう。私もありますし、どのような人にでも必ず誰かと比べれば『劣等感』を感じる部分があるはずです。

ちなみによく『劣等感』は『コンプレックス』と表現をされますが、ここでは『劣等感』という表現を用います。(『劣等感』と『コンプレックス』の違いは、アドラー心理学について分かりやすく書いている『嫌われる勇気/岸見一郎(著),古賀史健(著)』『幸せになる勇気/岸見一郎(著),古賀史健(著)』をぜひ参考にしてみてください。オススメの名著です)

今日のテーマは分かりやすくいえば、あなたが自分の『弱点』と思っている部分は、最高の『強み』となるということです。

ここで少し、個人的な話をします。私の額にはじつはちょっとした傷跡があり、見る角度によってはけっこう目立ちます。凹んでいるように見えて、決して平坦には見えません。

ある事故でこの傷跡はできたのですが、最初の数年はものすごく赤い色の傷跡で、はたから見て誰でも「あ、この人の額には傷があるぞ」というのが分かるものでした。まるで『喧嘩をしてできた傷』のような印象を私は自分で見て受けたので、ショックでした。自分が荒れくれ者のように感じ、セルフイメージとの大きな差を感じたからです。

このことでしばらく悩んだ後、自分のメンターであるコーチに相談しました。

「この傷跡なんですが、目立ちますよね?」私がそう聞くと、コーチはこう答えました。

「第3の目が開きかけてる……」

この言葉を聞いたときに、私は一気に悩みが吹き飛びました。当時の私はチャクラ(人間の身体にあるエネルギーの出入り口のようなもの)について集中して学習していたため、自分の額の傷跡が第3の目というポジティブな意味づけされることは、とても嬉しかったのです。

それから、額の傷跡は私にとってとても誇らしいものになりました。まるでエイジングされた革の手帳のように、私が生きた歴史を物語る素晴らしいものになったのです。

非常に強い『劣等感』を感じていたものが、コーチによる意味づけによって「私は第3の目が開きかけているんだ!」という大きな自信につながりました。そのことにより、私は自分の直感を強く信じられるという『最大の武器』を手にしたのです。

あなたの『劣等感』=『最大の武器』です。意味づけを変えるだけで、このような絶大な効果をあなたの『弱み』は発揮してくれます。『弱み』は『強み』となるのです。

「私がいま感じている『劣等感』や『弱み』は、どんな意味づけをしたら『最大の武器』『強み』となるだろう?」

今日はこれを、意識してみてください。これまでマイナスと思っていたものが、じつは大きなプラスだったことに気づけるでしょう。

今井翔