あなたは最近、いつ手書きで誰かにお手紙を書きましたか? 私を含め、最近はEメールやLINE、SNS上でのやりとりなど、ほとんどのコミュニケーションがオンライン上で済ませることができます。

相手の直接の連絡先を知らなくとも、やりとりができる。これ自体はとても素晴らしいことなのですが、もちろんデメリットもあります。それは、手書きの手紙など、ハンドメイドが持つコミュニケーションのあたたかみを、人が感じにくくなっていることです。

私の父方の祖母はもう亡くなっていますが、よく手書きの手紙をくれました。彼女はとても字が上手で、一緒に手作りのしおりを封筒に同封してくれました。彼女の優しいメッセージが添えられたそのしおりは、いまでも私の手元に大切に保管してあります。

こうした人のあたたかさを感じるやりとりというのは、やはりオフラインにおけるハンドメイドのコミュニケーションならではです。正直、面倒といえば面倒でしょう。しかし、オンラインがコミュニケーションのメインとなっている今だからこそ、効果があります。

私は人生のなかで、パートナーから手書きのお手紙を何度かもらったことがあります。その手紙を読んで、泣いてしまったこともありました。私の1年間の成長を見守ってくれたパートナーの、あたたかなメッセージが書いて会ったのです。当時の私は決して泣きやすいというタイプではなかったのですが、手紙を読んでいる最中に号泣してしまった覚えがあります。

おそらく、手書きの文字にはその人のエネルギーが宿るのでしょう。パートナーの愛情が直接、私の心に響いたのだと思います。

「あなたが今日、たくさんの大切な人のなかで、特に誰に対して手書きのメッセージで愛情を伝えますか?」

ぜひあなたも、オフラインでハンドメイドのもつ、あたたかさを感じるようなコミュニケーションを、今日はしてみてください。大切な人への手紙は、あなたにもその人にとっても、かけがえのない財産となります。それは決して、お金や暴力で得られるものではなく、愛の世界にしか属さないものだからです。

今井翔